今回の事例は、ジャケットの袖に出来てしまった変色の修正事例です。

変色の最初の状態は、おそらくシミだと思います。

今回の変色も、袖口なので何かが付いてしまったのでしょう。その時点では「シミ」だったのだと思います。

しかし、この状態はどうでしょうか?シミではなく「変色」になっています。

シミは時間が経つと酸化をして変色してしまいます。リンゴを切って、そのままにしておくと断面が茶色っぽくなるのと同じ事ですね。

茶色くなったリンゴをいくら洗っても白くはなりません。同じように、変色してしまった洋服をいくら洗っても変色は綺麗になりません。

では、どのようにしてこの変色を治しているのかというと、復元加工という特殊な方法を使っています。

もちろん、時間も手間もかかりますので、通常のクリーニングよりも金額はかかります。

ですが、通常では取れない変色をここまで戻すこともできます。

クリーニングやシミ抜きで綺麗にできればそれが一番いいのですが、それでも取れない場合はこのような技法もあります。

大切な衣類でお困りの際は、お気軽にご相談くださいね。

 

載させていただいた画像は、同じ症例でお困りの方の参考の為、掲載させていただきました。
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