今回の事例は、ブラウスの脇の部分が汗によって脱色したという事例です。

クリーニング店でもちょっと困る品物の一つに、洗濯表示の水洗いが✕になっているブラウスなどがあります。

なぜ困るかというと、汗を吸っている可能性の高い品物は、できるだけ水で洗って汗を取りたいからです。

水洗いできないということは、何かしらの弊害が起こる可能性があるわけですね。出来ないということを行うのは手間もリスクもかかりますので、追加の料金をいただくこともあります。

それでもクリーニング店から勧められた時は、しっかりと検討してくださいね。それだけ汗はそのままにしておくと怖いです。

脇の部分が不思議な黄色になっています。これ、変色もありますがそれより厄介なのは生地の色が脱色しているということ。

汗をそのままにしておくと、最悪はこのような事になります。

こうなってしまう前に、しっかりとしまう前にクリーニング。特についているのに目に見えない汗や果汁など、気になることはクリーニングに出す時にお伝え下さいね。

さて、こうなってしまったら復元加工の出番です。変色を除去し、無くなっている色を部分的に染めていきます。

アフターです。これならまた気持ちよく着て頂けますね。

まずはしっかりクリーニング。そして、もし変色や脱色を見つけた時は、そのままいじらずご相談くださいね。

1点づつ、しっかりとケアをさせていただきます。

 

載させていただいた画像は、同じ症例でお困りの方の参考の為、掲載させていただきました。
不都合な点がございましたら、お手数ではございますが下記までご連絡くださいませ。

(有)クリーニング黒岩  近藤義之
長野県須坂市新町529
℡ 026-245-1238
c-kuroiwa@nethome.ne.jp
JAすこうアグリス店 248-8900
アップルランドデリシア井上店 248-4243