今回のシミ抜き事例は、ジャンパーに出来てしまったボールペンのインクのシミ抜きです。

非常に多いご相談です。「ボールペンなどをポケットに入れたまま洗濯機で洗ってしまった。」

そして、次に聞くのは「ちょっといじってみたら余計に広がったので慌てて持ってきた」

気持ちはとても良くわかるのですけどね。

実はべったりついてしまったインク。物凄い量のインクが染み込んでいます。ですので、うかつに触るとどんどんインクが広がってしまい、大惨事になるのですね。

一時期(家庭でできる染み抜き方法)などがテレビなどで放送された時に、ボールペンのインクのシミ抜き方法なども説明されていました。しかし、その方法が通用するのは、ちょっと触れてインクが付いてしまったと言った場合ぐらい。それでも個人的には、大切な衣類でしたら触らずそのままお持ちいただくことをお願いします。

アフターです。しっかりとシミ抜きをさせて頂きました。

実はこのインクを落とすには多くの薬剤を使用します。ですので、どうしても価格も高くなってしまいます。

今回はこの一か所で3000円となります。それが高いと思うか、それでもやってほしいと思うかはその衣類に対しての思い入れや、変わりがない場合など様々だと思います。

もしインクのシミでお困りの際は、無理にいじらずそのままお持ちください。もちろんお見積もりも可能ですし、そのままお持ちいただいた方が染み抜き代も安く済む場合が多いです。

 

ボールペン以外では、万年筆のインクといったご相談もございます。

作業ジャンパーに付いてしまった万年筆のインク

今回の事例は、ジャンパーに万年筆のインクがついてしまったというご相談です。 万年筆のインク。個人的には大好きです。 ボールペンとは違って、あの万年筆特有のブルー…

様々なご相談をお受けしております。お気軽にご相談くださいね。